長野の夏も、昔に比べたら、とても暑くなりました

私らが子供の頃は、夏休みといえば、毎朝ラジオ体操に行って、毎日プールに通ったり、虫取りに出かけたりと、家に居ることはほとんどなく、外で遊んでばかりいました。
それが昨今では、プールへの行き返りで熱中症になっては問題と、夏休み期間中の学校のプールを中止する動きまで

とは言え、長野では、夏でもクーラーが使わない家がほとんど。
最近の街中のマンションやアパートなどでは、クーラーなしで過ごすのは無理かもしれませんが、山手の周りが山や田んぼの中の木造住宅の一戸建てであれば、まず一階は風が抜けたら、クーラーはほとんど不要です。
「ほとんど」と言うのは、人によってはクーラーを使いたいと思うレベル。
たいていの人は、クーラーなんてもったいないし、身体も冷えるしと思えば、十分使わないで過ごせます。
屋外で仕事をしていても、日なたでは暑くて汗が噴き出しても、木陰に入って休憩すれば、結構涼むことができます。
その点、東京ではどうでしょう?
家に居て、クーラー無しで生活できますでしょうか?
屋外で、木陰に入って涼しいと感じることが出来るでしょうか?
私が思うに、どう考えたって、東京の夏より、長野の夏の方が、涼しく、過ごしやすいと思うのですが?

しかし、天気予報を見ると、全然そんなことありません

真夏に全国の天気予報を見ると、東京の最高気温(33度前後)より、長野の最高気温(35度とか)の方が高い日が、とても多いことにびっくりします

なぜ、こんなことになっているのか疑問に思い、ちょっと調べてみました。
東京の天気の観測地点は現在、「北の丸公園」内にあります。
一方、長野の観測地点は、長野地方気象台(長野市の城山公園の横)にあります。
なんか、観測地点の場所にも影響されているような気がしますが、本当にこれで、全国の天気を比較できる公平な気象観測が出来ているのでしょうか?

過去の気象観測記録で、日最高気温の高い記録を東京と長野で比べてみると、さすがに東京の方が暑いですが、それでもたった、これだけの差です・・・。
長野の過去の記録
日最高気温の高い方から
38.7℃ (1994/8/16)
38.6 (1942/8/15)
38.5 (2018/8/22)
38.2 (1994/8/14)
37.9 (1942/7/26)
37.9 (1942/7/25)
37.7 (2018/8/21)
37.7 (2014/7/26)
37.7 (1924/8/4)
37.5 (2018/8/5)
東京の過去の記録
日最高気温の高い方から
39.5℃ (2004/7/20)
39.1 (1994/8/3)
39.0 (2018/7/23)
38.7 (1996/8/15)
38.4 (1953/8/21)
38.3 (2013/8/11)
38.1 (2004/7/21)
38.1 (2001/7/24)
38.1 (1984/9/3)
38.1 (1942/8/16)
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