買った種の袋(裏面)に書いてある「種蒔き時期」が、定かでありません

以前、自分の住んでいる(畑のある)場所の気象条件は、何れに当てはまるのか調べてはみたものの、イマイチはっきりせず、作物によって、まちまちです・・・
→ 種まきの時期、自分の所は寒冷地、温暖地(中間地)、暖地のどれ?
野沢菜は、霜に数回あててから収穫した方が、柔らかく、美味しい漬物になると言われています。
しかし、種を遅く蒔きすぎると、大きくならず、
早く蒔きすぎると、大きくなり過ぎたり、コワく(方言で、「硬い」という意味)なってしまいまいます。
一体、この辺りでの野沢菜の種まきの適期は何時なのか?と、調べてみました


播種時期 (寒地) 9月初旬〜中旬
(中間地)9月中旬〜下旬
(暖地) 9月下旬〜10月上旬

『漬物用としては播種時期は初霜の75日前が目安』 と書かれています。
しかし、長野気象台での初霜の平年値は、10月28日です。
これから75日前とすると、8月14日ごろ、つまりお盆の入り頃に種を蒔けってか?
雪が降るのが早い野沢温泉村周辺とか、標高の高い高原地帯で、お盆過ぎに種を蒔くってのは聞いたことがありますが、
夏の暑さきびしい善光寺盆地では、初霜の頃には、オバケ野沢菜になってしまっていそうです

そもそも、猛暑の時期に野沢菜の種を蒔いても、そうそう芽が出るとも思えません・・・

野沢温泉観光協会の解説「野沢菜物語」によると、
『漬け菜用の野沢菜の種まきは、「7夜盆」といわれる8月27、28日頃までに行われます。長野市などの善光寺平では、白露の頃の9月前後が種まきの適期ですが、雪の早い野沢では種まきも早まるというわけです。野沢の夏は短く、7夜盆をすぎると朝晩はめっきり涼しくなります。』
と書かれています。
ちなみに、「白露の頃」とは、大気が冷えてきて露を結ぶ頃の季語で、【9月8日頃から9月22日頃まで】を指します。
9月23日前後が「秋分」なので、秋分の日の前までの2週間くらいの間が、「白露」の期間です。

長野市北長池にある【つばめファーム】さんのブログによると、
『9月16日の今日は『野沢菜』の種まきの日です。この日に、この種を蒔くのが、昔から我が農園の決まりなのです。
この日より、3日程前後ぐらいなら早くても遅くても影響はあまり無いのですが、遅くても9月の20日迄に種まきをしないと、発芽が遅れて良いものが育たないと今年101歳になる祖母からの教えです。』
と記されています。
以上を加味すると、
長野市周辺の善光寺平では、野沢菜の種まきの適期は、9月10日〜20日ごろ、またその前後ということになります。
しかし、最近の温暖化傾向を加味すると、少し遅い方がいいようなので、9月15日〜9月22日頃ではないでしょうか?
今年(平成29年)は、その間をとって、9月19日に種まきをしたいと思います

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