裏の元リンゴ畑の一角で、野菜を育てている家庭菜園の畑で、
種まきや、育った苗を定植した場所に水やりをしていたところ、
ふと顔を上げたら、2〜3メートル先の目の前に、タヌキがいます!

今日は朝から晴天で、最高気温も26度くらいまで上がった真昼間に

我が家の家庭菜園の畑で、食物を物色するタヌキ・・・

タヌキって、夜行性なんじゃ?とググると、
ウィキペディアには、『タヌキ(狸)は、夜行性だが、人間の影響がない環境では昼間でも活動する。』とな

いやいや、私が水やりをしている、その目の前をウロチョロしていたんですよ!
慌ててポケットのスマホを出してカメラを起動、撮ろうとすると、さすがに逃げ出して、
7-8メートルほど先へ。しかし、猫の様にすばしっこくはありません。

すると、なんと言うことでしょう

この写真のタヌキの右に写っているのは、
今年は手塩に育てたイチゴを、鳥なのか獣なのか、はたまた昆虫なのか敵は不明ながら、
完全防護して苺の実を食べられない様にと、畔シートで囲み、防鳥網を張り巡らせたイチゴの畝。
そのイチゴの畝の上を、このタヌキは悠々と、防鳥網を踏みつけて、横切って行くではありませんか

漁網の様な強くて細い網を、地面に這わせておけば、
甘いものが大好きというハクビシンやら、タヌキやキツネ、イタチだって、獣だったら足を引っかけ絡まって、捕獲できると
思い込んでいたのですが、なんとタヌキは、防鳥網や漁網を踏んで歩いて行くのです

この光景を目の当たりにして、めちゃくちゃ腹が立った私は、タヌキの追跡を始めたのですが、
逃げ足はさほど早くは無いので、すぐに追いつけるのですが、さすがに大きいタヌキとはいえ人よりは遥に小さいので、隣の家の庭まで追い詰めたところで、物陰に隠れて見失ってしまいました


冬の間、畑に穴を掘って、台所の生ごみ残渣を土に埋めておいたので、
それを掘り起こして食べていたタヌキが味をしめて、
この時期の昼日中、それも人がいるにも係わらず出没するほど大胆にさせてしまった、私にも落ち度があったのかもしれません・・・

しかし、今日の経験から、イチゴを獣から守るには、そんじょそこらの防鳥網を掛けた位では守れないことがはっきりしました

実際、イチゴに掛けてある防鳥網のあちこちが、時々破られています。
ハクビシンなら、簡単に防鳥網くらい破ってしまうそうです。
そして、少なくともタヌキは、防鳥網が垂らしてある地面を、まったく苦も無く歩き回れることが判明しました!
さてさて、来年から、どうやってイチゴを守ったらよいものか!?

